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「博士人材育成シンポジウム」開催のお知らせ

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博士人材育成シンポジウム
「博士人材のキャリアパス多様化に向けた取組の最前線: 一人ひとりに寄り添うためのAX・DX活用と産学官連携の可能性」

開催のお知らせ


日時: 2025年12月12日(金)13:30-16:30 ※対面会場の受付開始は13:00
場所: 大阪大学 豊中キャンパス 南部陽一郎ホール
主催: 大阪大学(キャリアセンター、スチューデント・ライフサイクルサポートセンター)
共催: 博士人材育成コンソーシアム(CCDP)
対象: 大学・企業・政府関係者(特に大学の博士支援担当者、企業の人事・採用担当者、
           政府の博士人材関係部局担当者など)
形式: 対面+オンライン(Zoomウェビナー)によるハイブリッド形式
定員: 対面会場は先着200名、オンライン会場(Zoomウェビナー)は先着1000名
備考: 17:00-19:00に大阪大学豊中キャンパス内カフェテリア「らふぉれ」にて情報交換会を開催(任意、会費制)


<タイムスケジュール(予定)>
13:00-13:30 受付
      総合司会  弥富洋子(新潟大学 大学院教育支援機構 PhDリクルート室 特任教授)

13:30-13:40 開会挨拶  田中敏宏(大阪大学 理事・副学長)
      冒頭挨拶  吉原拓也(北海道大学 大学院教育推進機構 先端人材育成センター 教授)
      来賓挨拶  錦 泰司(内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局 大学改革・ファンド担当室参事官) ※予定
      来賓挨拶  中村徹平(文部科学省 科学技術・学術政策局 人材政策課 人材政策推進室長) ※予定
13:40-13:45 企画趣旨説明 家島明彦(大阪大学 キャリアセンター 副センター長/准教授)
13:45-15:15 シンポジウム 「AXとDXを活用した博士人材の多様なキャリアパス開拓に向けて」
13:45-14:10 話題提供1 堀井祐介(大阪大学 学際大学院機構 教授
      「大阪大学の実情:博士人材の多様なキャリアパス開拓を目的とした、AI活用履修シミュレーターおよびアカデミック・
アドバイジングによる学際的な学びの推進プロジェクト」
14:10-14:35 話題提供2(25分) 鎗水徹(大阪大学 OUDX推進室 副室長/教授)
      「大阪大学のDX: ひとりひとりの博士人材の人生に寄り添うOUID・OU人財データプラットフォーム 」
14:35-15:15 薮本沙織(株式会社三菱総合研究所 主任研究員)
      「これからの産学官連携の在り方」
15:15-15:25 休憩(15分)
15:30-16:30 パネルディスカッション ※質疑応答を含む全体討論 参加者全員
【パネリスト】
  堀井祐介(大阪大学 学際大学院機構 教授)
  鎗水 徹(大阪大学 OUDX推進室 副室長/教授)
  薮本沙織(株式会社三菱総合研究所 組織・人材戦略本部 主任研究員)
  吉原拓也(北海道大学 大学院教育推進機構 先端人材育成センター 教授)
  中村徹平(文部科学省 科学技術・学術政策局 人材政策課 人材政策推進室長)
【モデレーター】
  為近恵美(横浜国立大学 地域連携推進機構 教授)
  家島明彦(大阪大学 キャリアセンター 副センター長/准教授)
16:30 閉会挨拶  河原行郎(大阪大学 副学長/キャリアセンター センター長/教授)

17:00-19:00 情報交換会
乾杯  村上正行(大阪大学 スチューデント・ライフサイクルサポートセンター センター長/教授)

企画趣旨:
諸外国と比較して日本では博士人材の社会での活躍が相対的に低いこと、特に博士後期課程修了者の民間企業への就職率が低いことが指摘されている。博士人材が大学や研究機関だけでなく、民間企業や行政機関など多様な場で活躍するためには、博士人材のキャリアパスをより明確にし、企業が博士人材の専門知識やスキルを十分に活用できるような環境を整備することが重要である。博士人材の多様なキャリアパス開拓の必要性が指摘されて久しいが、その実現には送り出す側の大学、受け入れる側の社会(企業)、双方の相互理解が不可欠である。また、それを支える国の政策や制度設計も重要である。
博士人材育成コンソーシアムでは、13大学が連携して毎年シンポジウムを開催してきた。今年度も大学関係者(とくに博士支援担当者)、企業関係者(とくに人事・採用や研究開発の担当者)、政府関係者(とくに博士人材に関係する担当部局・担当者)を主な対象として今後の博士人材育成の在り方について多角的に議論するシンポジウムを開催する。そもそも、文系と理系(学問領域)、満期退学と修了(学位の有無)など、「博士人材」自体が多様であるため、博士人材のキャリア支援は個別最適化が求められる現場である。一人ひとりに寄り添った博士キャリア支援が必要ではあるが、マンパワー的にもAXやDXの活用、産学官連携は必要不可欠であり、今後ますます重要となる領域であると考えられる。そこで本シンポジウムでは、まずAX(AIトランスフォーメーション)やDX(デジタルトランスフォーメーション)を活用した博士キャリア支援に関する大阪大学の事例・構想について報告する。続いて、文系博士後期課程研究指導認定退学の後、文部科学省等において高等教育行政にも従事した経験を持つ籔本沙織氏に登壇いただき、論点整理と博士人材育成における産学官連携の可能性について話していただく。これらを通じて社会で博士人材が活躍するために必要なAX・DX活用や産学官連携の在り方について参加者全員で議論してみたい。